ドクタヘリの現状とこれから

ドクタヘリとは事故や病気で急を要する患者を病院へと搬送するためのヘリ、そしてその運用システムのことです。

ドクタヘリの情報を要約した情報サイトです。

特徴としては医師・看護師が同乗しており、事故現場からの搬送開始時に処置を開始出来て、最速で最適な大規模病院に搬送、患者の生命を守る最後の砦となっています。



近年ではドクタヘリを取り扱ったドラマによって多くの人々にその存在が知られ、理解が進んでいると考えられています。



しかし、実態は過酷です。専門の訓練を受けたフライトドクター・フライトナースは人員が限られており、ただでさえシフトが厳しいと言われる救命病棟の運用のなかでもギリギリの体制で繋いでいるところがほとんどなのです。

また、ドクタヘリは現在でこそやっと社会的にその存在が認められてきています。先進的にこのシステムを導入してきたドイツでは主に交通事故の死者数が激減したということもあり、日本でも離島や過疎地から大規模病院への搬送は自衛隊・警察・海上保安庁などのヘリを使用して実施されてきていた歴史はありますが、そこにドクターを載せた専任的なシステムを構築することの意義を唱えていた先人の多大な苦労があったことを忘れてはいけません。
現状では日本の殆どをカバーできるだけの機数が揃い運用が始まっています。


当初としては自治体と国が半々ずつ負担していた運用費も、現在では国の負担する率が上がってきたことにより、導入・運用を前向きにとらえている自治体・病院が増加しています。
今度はさらなるドクタヘリの救命システムの安定した密度の濃い運用を維持すること、そしてフライトドクター・フライトナースの育成が課題となっていくのです。